|
今からおよそ400万年前、伊賀盆地周辺に古琵琶湖の初期である「大山田湖」が誕生しました。この古琵琶湖は長い年月をかけて、かたちを変えながら北に移動し、40〜50万年前に現在の琵琶湖になりました。この古琵琶湖に堆積した地層は「古琵琶湖層群」と呼ばれており、いろいろな化石が産出することで知られています。大山田湖の水辺にもワニやツル、アマミノクロウサギの仲間やシンシュウゾウなどが生息していました。また、水中では全長が1m近いコイやスッポンが泳ぎ、イガタニシなどの貝類も多くみられました。大山田で発見された350万年前のワニやゾウの足跡化石や植物化石、珪藻化石は、古環境を知るうえでも重要な意味をもち、当時が今よりも暖かい亜熱帯性の気候であったことを教えてくれます。
|