大山田観光協会 ホームヘ サイトマップ お問い合せ
 
 

ワニやゾウの足跡化石

観光マップはこちら
 

シンシュウゾウの復元図
シンシュウゾウの復元図
 

350万年前のゾウやワニの足跡化石

今からおよそ400万年前、伊賀盆地周辺に古琵琶湖の初期である「大山田湖」が誕生しました。この古琵琶湖は長い年月をかけて、かたちを変えながら北に移動し、40〜50万年前に現在の琵琶湖になりました。この古琵琶湖に堆積した地層は「古琵琶湖層群」と呼ばれており、いろいろな化石が産出することで知られています。大山田湖の水辺にもワニやツル、アマミノクロウサギの仲間やシンシュウゾウなどが生息していました。また、水中では全長が1m近いコイやスッポンが泳ぎ、イガタニシなどの貝類も多くみられました。大山田で発見された350万年前のワニやゾウの足跡化石や植物化石、珪藻化石は、古環境を知るうえでも重要な意味をもち、当時が今よりも暖かい亜熱帯性の気候であったことを教えてくれます。


大山田で発見されたゾウの足跡化石は、産出年代や足跡の大きさなどから、ステゴドンの仲間のシンシュウゾウのものと推定され日本最古で最大級のものとみられます。シンシュウゾウは、現在のアフリカゾウよりも巨大で、足跡の長径は60cm、肩までの高さは4mを超えます。牙は二本が平行してまっすぐに伸び、3m近くにもなります。

  ゾウの足跡化石 写真
ゾウの足跡化石

ワニの足跡化石 写真
ワニの足跡化石
 

また、ワニの足跡化石は数頭分が一定方向に進んだ痕跡として残されており、尾ずり跡らしきものもみられます。これまでに発見されている化石によると、大山田湖のワニはクロコダイルの仲間と推定されており、足跡の大きさから全長が2〜2.5m程度であったことがわかります。ワニ類の足跡化石の産出は世界的にも学術上極めて貴重とされています。


発掘調査地風景 写真
発掘調査地風景(平田)

 

ホームに戻る